【J@QのM@STER Question】#29 じゃじーず(@Juhziz)さん
アイドルマスターが好きなプロデューサーの皆さんにインタビューを行う【J@QのM@STER Question】、始まります。 当企画の概要は記事の最下部に掲載がございますのでそちらからご覧ください。
さて本日はその第29回。
じゃじーず(@Juhziz)さんです。
じゃじーず-じゃじーず-:現在興味のあるアイドルマスターシリーズはシンデレラガールズ、シャイニーカラーズ、ミリオンライブ。
担当アイドル:
デレマス→三船美優、クラリス、夢見りあむ、桐生つかさ
シャニマス→桑山千雪、白瀬咲耶、有栖川夏葉、樋口円香
ミリシタ→二階堂千鶴特別な感情を持つアイドル:高垣楓、アナスタシア、新田美波、馬場このみ
趣味:料理、戦略ゲーム、地理、歴史、競馬、その他ソシャゲ全般
ーそれでは本日はよろしくお願いします。
はい、宜しくお願いします!
ー今回は7つ質問を用意しています。
お手柔らかにお願いします・・・。
①アイマスに出会ったきっかけをお聞きしたいです!
僕は元々プリンゴさんや戯念さんなどと同じようにアケゲ界隈の人間でして、彼ら同様、ゲームセンターでよく三国志大戦というゲームをやっていました。
↑プリンゴさんの記事はこちら!
当時からアイマス自体は知っていましたし、ニコ動などでも話題にはなっていましたが、実際にアイマスに触れ始めたという意味でのきっかけとなると、彼ら界隈の友人がモバマスを始めて話題にし、それにつられて・・・ということになりますね。
―知り合いの皆さんはどんな形でアイマスに触れていましたか?
ゲーセンでの待ち時間の片手間にモバマスをやっていた・・・という感じなんでしょうか?ツイッターで話を聞くたび、なんか面白そうなものなものをやってるな~、と思って見ていました。
―アイマスに触れることに抵抗はありませんでしたか?
やはり多少はありましたね。前述の通り、アケマスのときから存在自体は知っていましたが、当時は「アイドルの育成より武将で戦う方が楽しい」と思ってましたし、またTwitterもなく交友関係と言えば主にリアルの友人達が中心だった関係上、人前でプレイするには気恥ずかしさもあり、触れるきっかけがあまり無かったですね。
ですが、シンデレラガールズがリリースされた頃にはTwitterを通じてネットの友人も増え、彼らがイベントを走ったりガチャを回したり、というのを見て、「そんなに楽しいのかな…?」と段々興味を持ち、最終的には自分もどっぷり沼にハマっていきました。
世の中分かりませんね。
―ゲームで色んな方と繋がれて集まる場所があるというのは素敵な事ですね。
Twitter等のSNSの発達で、同じ趣味を持っている気の合う仲間とすぐに繋がれるようになったのは凄いことですよね。アイマスだと特に色んな世代の人がいて、その分考え方や価値観が多様でとても勉強になります。
②今までに触れていたのはどんなコンテンツですか?
そうですね…アニメとかも好きですが、一昔前の地方民はアニメ見れる機会がホントに少なくて・・・そんな事情もあってもっぱらゲームが中心でしたね。ゲームを通じて色んなことを学び、その知識をもとにさらに興味と交友関係の幅を広げて・・・といった感じでした。前述のように、アイマスも元々アケゲ界隈の友人からでしたし、そのアケゲも戦略ゲームが元で、もっと遡ると桃鉄で地理とか無双で歴史とか・・・。逆に直近だとウマ娘から競馬とか(笑)
―キャラクター中心のコンテンツというよりは戦略ゲームが中心、という感じでしょうか?
友人とワイワイするゲームも好きではありますが、どちらかというと自分なりに目標を立てて一人で黙々と遊ぶことが好き、という点で戦略ゲームが性に合っていたのかなと。
以前友人同士でマイクラのマルチをした時とかも、ひたすら洞窟に潜って鉱物とかダイヤとか掘ってましたし(笑)
―ゲームに対する姿勢は人それぞれだからこそ面白いですよね。
③ゲーム、お料理、競馬と色んな趣味を楽しんでいるじゃじーずさんですが、アイマスPの方々にお勧めしたい趣味はありますか?
色々お勧めしたいものはありますが、一番となるとやっぱり料理ですかね。食事ってなんだかんだで大事だと思うんですよ。唐突ですけど(笑)
なにも最初から凝ったものを作ろう!とかって言いたいわけじゃなくて、いつもの料理にちょっとアレンジをしたりするだけでも全然変わるし、最初はそんな感じからでも良いと思うんですよ。調味料で味変してみたり、トッピングや具材を加減して自分好みのものに変えるだけでも十分だと思います。そういうちょっとした変化、工夫を重ねることで楽しい経験や興味、関心も積み重ねていって。『やらなきゃいけない』って重い感じじゃなくて、小さい事から気軽に楽しんでもらえばいいなと思います。
それに・・・気分が沈みがちな時でも、美味しいものを食べると幸せになれるじゃないですか?気休めと言えばそれまでですけど、それでもやっぱりそうゆう時は思いつめて辛くなるより、気晴らしにパーッと美味しいものでも食べて、気持ちをリフレッシュした方がいいと思うんですよね、肉体的にも精神的にも。それがたとえ一時の気休めだとしても、ちょっと奮発するだけで自分の機嫌取れるんなら安いもんだろ、なんて考えてます。
・・・そうやって食べてばっかだから僕はこんなに腹の肉がついてるんですけどね(笑)
④担当アイドルとの出会いと時系列、また好きなカードをお聞きしたいです。
一番最初に担当アイドルになったのは三船美優さんです。
キッカケは・・・ハッキリ言えば見た目の好みですね。「アニマルパーク」の美優さんを見て刺さったのが始まりです。あとはゲームを始めてすぐにイベントの報酬で来たティアドロップでしょうか。
彼女を好きになってから初めてのイベントで、彼女の人となりを知り、より好きになった、 端的にいえば沼に嵌った1枚です。
そこからは暫く三船さん一筋でした。リアルの生活面・・・というか主に金銭面で無理が出来なかった、という理由も多分にありましたが、「複数担当は浮気みたいで嫌だ」なんて、今思えば笑っちゃうくらい純情な理由もありました(笑)
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次に紹介するのはクラリスさんですね。
前述の通り、色々な事情で担当は長らく三船さん一人だったんですが、それ以外にも「推し」というか好きな子は何人かいて、クラリスさんはそのうちの一人でした。
数年前に転職をしたことをきっかけに経済的に多少余裕はできたものの、代わりに多忙で時間が無くなって。そんな時にデレステのキャラバンでクラリスさんが登場したんですが、当時副業先が激務で体調を崩し、全然触れられず…。物凄く悔しかったんですが、ふと見方を変えた時「それだけ悔しく思うって言う事は、クラリスさんの事が相当好きなんじゃないか?」と考えるようになって。そこから担当として迎え入れた形になります。
上の話に出てきたイベント報酬のカードです。後でリベンジは果たしました。
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りあむは…某ユーザー企画が大体悪いです。
いや、悪いって言うか結局悪いのは全部自分なんですけど・・・(笑)。
僕は彼女を某企画で2回ネタにしました。
1回目は彼女の限界オタク的な側面をアバターに、気持ち悪い熱量と文章で三船さんを紹介しました。
www.nicovideo.jp
そして2回目は、当時の空気である「彼女達新アイドルやデレマス運営に対して投げつけられる不平不満」に対して溜まっていた鬱憤を、彼女の炎上芸人的な側面をアバターに、諸共まとめて燃やしてうさ晴らしました。
でもそれだけだとただの言いっぱなしなダメ人間という批判が入るだろうと思い、「いや、俺は担当Pとして自分の発言に責任を持ちますが?」と、半ば自己防衛を兼ねて担当Pを名乗りはじめたんですが・・・。
結局そのまま好きになっちゃったんですよねー(笑)
―言葉にしていたら本物になっちゃったという感じですか?
そうですね。色々とありますけど、なんだかんだで良い子なんですよね、あの子。
桐生つかささんは・・・他3人と比べると特殊な経歴ですね。
―社長さんはどんな反応でしたか?
話の通り、真面目に聞いてくれました。彼女の人となりはもちろんのこと、VIAでボイス獲得したことやアイマス×アニメイトの抜擢で勢いがあること、アイマス自体の経済効果、地元と絡めたイメージ戦略案等々、かいつまんで話したんですが、最後には「面白いね、ちょっと検討してみるわ!」と言ってくれました。・・・まあそれ以降どうなったのかはわかりませんが(苦笑)
勿論、アイドルやアイマス、ひいてはオタク、サブカルコンテンツで金儲けをどうこう、って言うのは賛否両論あると思います。ですが、アイマス×アニメイトの時の賑わいを目の当たりにして「彼女をきっかけに、寂れた地元に新しい風が少しでも入れば」との思いから勇気を出して紹介して・・・今思えば、やって良かったなと思ってます。
また、「せっかく紹介するなら担当アイドルにしちゃえ!」という経緯で担当になりましたが、PRのために彼女をよく調べたことや、実際に彼女に触れるなかで、彼女の魅力を色々とみつけることができ、より惹かれていきましたね。
特訓後親愛度MAXのセリフでは、ビジネスパートナーとして最大限の信頼を寄せてくれているように感じられ、 その期待に応えてあげないとという気持ちになります。
SSRがでたタイミングも前述のPRの時期に合っていてピッタリでした。次からはシャイニーカラーズの担当の紹介ですね。
まずは桑山千雪さんです。彼女はシャニマス事前登録時からの担当ですね。時系列的にはクラリスさんと同じくらいか、ちょっと早いくらいでしょうか。年上属性の子が好きだったので桑山千雪さんを・・・という形でシャニマスでの担当に選んだのですが、初期の頃は特に、三船さんと千雪さんを同一視してみているようなフシも多分にありました。後々彼女自身の素敵なところをしっかりと見つけて愛してあげられるようになりましたが、それまでのことについては申し訳なく思っています。
秋空と紅葉のカードは、虹色レターで話したように、三船さんと重ねて見ていたフシがあった中で ようやく彼女自身の魅力を掴んだ、といった気持になれたカードです。
有栖川夏葉さんは…バニーのカードが気に入ってすぐに好きになっちゃいました。
(バニーは健康によいので)
彼女は良い意味で脳筋な所が好きですし、僕と似ていると思います。色々出来る完璧な子、って思われがちですが、最初からできるわけではなくて、出来るまでひたすら努力を重ね、課題をクリアしていった結果が今現在の彼女の内外を形作っているだと思うんです。
まあ性格が僕と似てるとか言いましたけど、強引でがむしゃらに行動するただの脳筋な自分と違ってしっかりと努力を重ねられる子ですし、そこは尊敬に値する部分です。
彼女には珍しく、セレブとかでない、飾らず自然体でやさしい雰囲気がみられるのが好きな一枚です。
彼女のカードは大体どれも好きなんでかなり悩みましたが、性癖一辺倒のこのカードで。特訓前は看病してくれるし2度おいしいイラストですね。
新田弟になってアーニャちゃんと学校生活送りたいなあ・・・。
アーニャから続く、自分の中での新田弟の物語の設定を大きく補強してくれた1枚です。
制服が癖に刺さる一枚。
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ミリオンだと馬場このみさんですね。
彼女は始めた当初、担当の千鶴さんと同時にガチャでピックアップされていました。初見では年齢の割に幼い感じが印象的で、ストライクゾーンからはやや外れていたんですが、声優を務められている高橋未奈美さんの大人っぽい歌声に圧倒されて・・・担当という贔屓目を除くと一番好きな歌声で、そこから遡ってこのみさんのキャラも好きになっていった感じでしょうか。ただ、このみさんの場合はデレの上記3人と違い、デレマスやシャニマスに比べ履修が浅い、という部分が大きいでしょうか。
⑤じゃじーずさんには別人格があるとお聞きしたんですが、それぞれどんな人格ですか?
前述の④の気になるアイドルの紹介欄のところに記載したように、『担当Pを名乗って活躍を追うことまではできないけど、どうしても好き!』といった子達と、都合良くロールプレイがしたくて生み出されたのが別人格ですね。(オタク妄想の捌け口ともいう)
彼女らの担当Pとしてのロールプレイもできるとは思いますが、これ以上担当が増えるとその分加速度的にめんどくささが増えるのであまりやりたくないというのと、ロールプレイのキャラ付けの過程で「別にPじゃないくても良いのでは?」という気持ちから生み出された一般人達です。
ちなみにそれぞれ
・楓さんの駆け出しのモデル時代から苦楽を共にした最初のファンであり、居酒屋の飲み友であり、後の旦那となる控えめな性格の男性
・姉のやっかみを一心に受け捻くれていたが、アーニャとの邂逅、衝突、切磋琢磨を経て精神的にたくましく成長する新田弟
・家族同然の待遇を受けたこともあり姉(美波)に対して別段特別な感情を持たなかったが故に新田姉弟から絶大な信頼(後に姉から恋慕)を寄せられることになる新田弟の幼馴染の苦労人
ファミリアツイン担当の従兄とか川島さんの元後輩とか・・・キャラの設定が固まってなくて作っては消え・・・みたいな曖昧な人格はもっともっといますが、とりあえず確固とした人格が定まっているのはこの3人でしょうか。
⑥担当アイドルの子達は20歳付近の子が多いですが、この世代の子にはどういった思いを持って接していますか?また、この年齢の時の自分に声をかけるとしたらなんと声を掛けたいですか?
20歳前後の子が多い、というのは逆というかなんというか・・・。「この年代の子が好き!」というよりは、好きな子が結果的にこのあたりに偏った、といった方が正しいかもしれません。元々、物語を主観的に楽しむというより客観的に楽しむタイプの性格(前述の別人格のようなロールプレイは別として)なので、「主観的な共感を得やすい主人公タイプ」よりは、「その傍らで彼らに助言をする先達タイプ」のキャラに好みが偏りがちな人間でして・・・アイマスの場合、メインストリームというか前者の主人公タイプの子達が大体10代後半くらいなので、先達タイプがその少し上の世代になると・・・って感じでしょうか。
彼女達への思い・・・となると、「自分の人生を悔いのないようしっかり生きてほしい」の一言に尽きますね。僕が彼女達を担当にした理由なんて彼女たちには関係ないですし、誰にとっても、自分の人生では自分が主人公ですからね。そういった意味では、自分がPとして、そんな彼女達の支えになれれば、と思います。
僕がこのくらいの年の頃は・・・まだ学生でしたが、視野が狭いわりに向こう見ずで頑固な性格だったこともあり、進学、就職のキャリアプランなど、後悔する事も多々ありました。色んな事をやってそこから視野を広げ、学びを得るといいんじゃないかな、なんて思ったりしますね。それこそ趣味の分野でやってきたように、知識と経験をもとに視野を広め、選択肢を増やして欲しいなと思います。
⑦最後にこれからのアイドルとの関係の展望等はありますか?
個々人についてはあるんですが、事務所全体とすると…節度を持ちつつみんなと仲良くできればいいなと思います。盛大にツッコまれるかもしれないんですが、別に誰彼構わず手を出すタイプでは無いので・・・!(笑)
ー今回はインタビューありがとうございました!
ありがとうございました!
【筆者ひとこと】
趣味を徐々に広げて毎日を楽しみつつ、プロデューサーとしては責任感が強い部分が見受けられるじゃじーずさん。今後も音源投稿企画などでアラブりつつも楽しい世界を少しだけ覗かせて頂ければな…と思います。
【J@QのM@STER Question 企画概要】
『人間は自らの感情でも認識し得ない領域があり、それは話す事などのアウトプット作業で初めて気づくことが出来る』という筆者自身の経験に基づき、インタビューというアウトプットの機会を提供する事で様々なアイドルとプロデューサー(ユーザー)の関係を調査したい、という思いから生まれた企画となっております。どうぞ出演者の皆様の経験や関係に想いを馳せてくだされば幸いです。
【筆者紹介】
J@Q(じぇいきゅう)
担当としてプロデュースしているアイドル⇒風野灯織、七草にちか、北条加蓮、本田未央、松山久美子、矢口美羽
性癖全部詰め込みアイドル⇒中野有香
矢口美羽非公式応援Discord『美羽コード』管理人