【J@QのM@STER Question】#16 星野流人(@meteoricswarm)さん
アイドルマスターが好きなプロデューサーの皆さんにインタビューを行う【J@QのM@STER Question】、始まります。 当企画の概要は記事の最下部に掲載がございますのでそちらからご覧ください。
さて本日はその第16回。
星野流人(@meteoricswarm)さんです。
星野流人-ほしのると-:現在興味のあるアイドルマスターシリーズはシンデレラガールズ。
ー本日はよろしくお願いします。
はい、宜しくお願いします。
ー今回は7つ質問を用意しています。
①アイマスに出会ったきっかけをお聞きしたいです!
ハッキリとは覚えてないですね…。
ニコニコ動画でアイマスが流行っていて、それに伴って二次創作も増えていた時期に今は解散した「カオティック乙女工房」/「混沌レディースタジオ」っていうサークルさんの創作物を読んでいました。そんな時にアニメでXENOGLOSSIAが始まって『アイマスってロボットアニメなんだ!』という知識を得たんですが、ロボットアニメに興味が無かったので見る事は残念ながらなかったです。
その後「アイマスはロボットアニメではない」と知ってアニマスを見始めたのが本格的にアイマスを認識したきっかけですかね。アニメを見た後にモバマスがリリースされて次第にシンデレラにのめりこんでいったという具合です。
―見ていた二次創作はどういったジャンルの物でしたか?
日常系ギャグが中心に描かれていたのを覚えています。もっと踏み込んだ内容の物もあったはずなんですが何せ原作を知らなかった頃なのでその表面のキャラが分かれば楽しめるという範囲での作品を楽しんでいました。
―周りはアイマスに触れていました?
全然触れていなかったですね。シンデレラの時代になると結構知っている人は居ましたけどそれ以前にアイマスに触れている人は周りにほとんど居ませんでした。
②今までに触れていたのはどんなコンテンツですか?
作品に見たり触れたりする原点は「涼宮ハルヒシリーズ」です。その他で言うと「らき☆すた」ですかね。
創作を始める原点で言うと「大正野球娘」っていうアニメがあって合同誌を作るっていう話が2chで持ち上がっていたので応募して執筆をしました。その後そのサークルでは五作品くらい作っていましたね。
―そのほかの趣味はありました?
漫才とかコントが好きなのでそれの台本を書くのは趣味としてあったかな…。長文って文化が当時はありまして、ネタを作ってM-1みたいに採点したりする遊びが当時流行っていて、投稿している人には今大喜利でご一緒している人も多かったので繋がっていると言えば繋がっています。
③本当に沢山の読書をされているようですが読書を好きになったキッカケなどはありますか?
流人さんの読書メーター、読んだ小説などの感想が書かれている。
④担当アイドルとの出会い、それぞれ好きな点をお聞きしたいです。
とりあえず向井拓海ちゃんね。
十年前にモバマスが始まった当時は765アイドル以外誰も知らなかったので主要な配布や育成で優先されるのは765のアイドルなわけですよ。当時は初心者ミッションをクリアするとゲットできる水瀬伊織ちゃんが居たりして、今は無いんだっけ…?日記の掲載報酬とか…昔話ですね(笑)
そんな具合にアイドルを集めて艦隊を揃えたかったんですが強い765のアイドルはイベント報酬やガチャをかなり頑張らなきゃいけないので中々手に入らなかったんですよ。だからより手に入りやすいデレマスのアイドルを集めようと思い、見た目とコストの強さでレアの上条春菜ちゃんと大槻唯ちゃんを集めたりしていました。
そうやって集めている間に親愛度マックス人数達成の報酬が得られるようになって拓海が貰えたんですよ。迎えた時に「なんだこいつ」「こんな奴がいるもんか」と思ったんですよね。どこがとは言わないけど凄いじゃないですか。カードの真ん中あたりに凄いものがあって、こいつは良すぎると思って育て始めたのが拓海と触れ合い始めたキッカケです。
たしかにすごい
ただ拓海が可愛いにしても765アイドルが主体のゲームなので言い方は悪いですが所詮はモブだろうと思っていたんです。でも次第にシンデレラのアイドルの再登場が増えていって次第にユーザーも「ひょっとしてこのゲームは765アイドルじゃなくてシンデレラのゲームなんじゃないか」と思い始めて…そんな流れで拓海にも二枚目のカードが出ました。その後もカードが追加される度に全部は集め切れなかったんですけど出来る限りは集めていました。
プロデューサーという概念は無かったですが『拓海が好きです』という事を周りに言うくらいに彼女の事はもう気に入っていたかな。
その後デレステが始まって拓海が実装されたらその日のうちに引いて沢山踊らせたのを覚えています。
ただ「純情Midnight伝説」のイベントが開催された時は当時旅行でベトナムに居て参加出来ず、その後のライブパレード報酬で回収してコミュまで開放しました。
他に思い出深い事と言えばメラドの6thライブです。声優さんのライブには興味が無かったんですがフォロワーの急遽猫を噛む(JulyP)さんに誘って頂いて、実際に見ると拓海がソロ曲を歌ったり里奈とノーティギャルズでユニット曲を歌ったり…何だかんだ物凄く楽しんでました(笑)
そこから少女A*1や虹色レター*2を投稿する度にドンドン好きになっていきましたね。
このカード見てから、俺ってもしかするとめちゃくちゃ浴衣好きなのかもしれない……と思うくらい、好きなカードです。
まとめている髪型もいいし、ニッて笑っている表情もかわいいし、涼し気な浴衣も普段の熱い感じとはまた違ってかわいらしいし、裸足なのもいいと思います。
というか縁側でこんなふうにのんびりくつろいでるふたり(俺と拓海)って、完全にもう親愛度マックスなんではないでしょうか。
水着とか温泉とかもっと非日常的で刺激的なカードはたくさんありますが、俺は拓海とこういう穏やかな日常を過ごせることが何よりもいちばん嬉しいことなのかもしれません。
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藤本里奈ちゃんは実は最初の頃あまり好きじゃなかったんですね。ギャルは好きなんですけど初期の頃の印象としてケバ過ぎるし、刈り上げも凄いし、話も独自の話し方でよく分からないし、何なんだこの子は…と思ったのを覚えています。
加えて拓海の隣に当然のように居たのでよくわからなくて「誰だこの子は…?」という感じに当惑していました。
でもいつの間にか好きになってましたね。ノーティギャルズなどの活動を見て態度が軟化したというのもあるし、アイドル憑依大喜利*3で里奈を憑依させたら良い回答を出せたのでそこで彼女に対する態度は氷解しました。
藤本里奈の特訓後、つまりはアイドルとしての姿は、基本的に即頭部の刈り上げを隠すような髪型をしています。
そんな中で、唯一刈り上げを見せた姿でアイドルとしてステージに立っているのが、このカードになります。
アイドルとしての可愛い姿も、元ガテン系としてのいかつい姿も、すべて里奈自身の個性として見せていく覚悟に満ちた表情がとても好きです。
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あとはストレイの子達かな。
シャニマスが始まった時は即日登録してやり初めたんですが「何だか難しいね」と感じて放置して…。また起動するたびに難しいねって言って放置を繰り返していました。
一年経った頃には周りの人がかなりハマっててライブにも行っていたんですけど僕は行かず…。ただその時に和泉愛依が追加されたんですよ。僕は結構見た目から入るタイプなので「黒ギャルが居る!!!」と嬉しくなり、本腰を入れようと思いフォロワーの羊狩りさんに電車の中でプロデュースの方法を教えて貰ったのを覚えています(笑)
50万人集めてW.I.N.Gに勝つっていう攻略法を知ると縄跳びと一緒で「よっしゃ!やり方が分かったぞ!」とスイスイ進み、満を持してストレイライトの実装日を迎えることが出来ました。愛依はそのままずっと好きでおおきなドラマがあるわけじゃなく担当になりました。皆それぞれとても仲間思いでユニットの絆!のような雰囲気が好きなので気に入っています。
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ミリオンの二階堂千鶴ちゃんはあんまりゲームとして触れてないんですがポンコツお嬢様が好きなので最早存在が好きですね。
⑤『ギャル』の好きな点はなんですか?
何だろう、明るいところですかね。僕が普段結構暗い性格なので。拓海はヤンキーだけど明るくて、里奈もかなり明るいじゃないですか。普段から好きな唯も愛依も明るくて開けっぴろげな所が良いと気に入っています。ギャルとヤンキーは懐に入ってくるのが上手いので好きですね。
⑥アイドルと大喜利を結び付けた企画を多く開催されていますが、今までで一番笑ったエピソードはありますか?
これねぇ~!何個か言っていい?
飛び上がって笑ったのが一つあって、アイマス大喜利の初心者会があって憑依大喜利を皆さんにやってもらったんですけど。
プリンゴさんが『彼女はものすごい深い睡眠にかかっています』というお題で東郷あいさんを憑依させて『滅茶苦茶大声で「薫~~~~!!!」って言ってる』って答えていたのが面白かったです。初めて大喜利やります!って人が「薫~~~!!!」って叫べるその度胸が凄いなと思いました。今でこそプリンゴさんの人柄を知っていますが当時は知らない人だったので尚更面白かったですね(笑)
もう一つはぺるともさんって言う方がいてデレマスは詳しくないんですけど大喜利がとても上手いので蛍原枠*4として参加してナターリアちゃんを憑依させて全員が手探りの中でぺるともさんがお題に対して全く答えずに「サンバが始まるヨ~~~!!!」みたいなブラジル要素だけを積んだ回答をしていて(笑)
「お前ナターリアの事知らないだろ!ちょっとナターリアのカードのポーズしてみろ!」って言われてそのポーズを取ったら「それナターリアじゃなくてぺるともの『いや~すみません』だろ!」っていうシーンがあって…今でも語り草になるくらい滅茶苦茶ウケました。
その後第五回憑依大喜利にも来てくれて…参加している側がほぼ全員ぺるともさんのナターリアの一件を知っていたくらいにはそのネタが広まっていたんですよ。
そんな中憑依するアイドルの名前をアイドルの口調に合わせて紹介する時にぺるともさんが「ミンナ~!!!始まるヨ~~~!!!」って片言で言いながら「ナターリア」って名前を出した時は会場中が大爆笑でした。その後の回答もブラジルの要素しか拾ってなくて「おい!やっぱりナターリアじゃねぇだろ!」って言われた時にまたさっきの「いや~すみません」のポーズを取って広い会場がずっと笑い声に包まれていました。
結果としてはあれだけウケたのに一票しか貰えなくてオチまで付いたって感じでした。
大喜利は階級が無くて凄い人がずっと同じクラスに居るのでなかなか優勝だったりっていうのは難しいんですがウケた時はものすごく楽しいし、こんな感じで色んなストーリーも生まれるので是非色んな会に飛び込んで欲しいなと思います。
大喜利企画ROSE、EOTは流人さんが主催・動画編集を担当しているイベント。お話に出た大喜利プレイヤーの活躍やぺるともさんが30人を相手にした組手大喜利も公開されています!
⑦最後に担当アイドル達とのこれからの関係や展望があればお聞きしたいです。
これからの関係~!?展望だぁ~!?
とは言いましたが結構もう固まっているんですよ、アイドルの為に何かをするという面で話すと少女Aや憑依大喜利で総選挙の票を取ろうと頑張ってはみるけど、ダイマなどの他の総選挙活動は俺一人が頑張ってどうにかなるものではないので総選挙が目標では無いですね。
距離感としてライブに来てくれる限りは追っかけて行こうかなと思います。個人的な限界感情で言えば今年限界荘夏祭り*5というのがあって、僕と拓海はずっといがみ合う感じの関係だったんですけどイベントが進むにつれて関係が進んでしまって…。外にはその関係は出しませんしまだまだお互いの心はつんつんしていますがこれからも仲良くしたいです。里奈とも違うベクトルですが仲良くしたいし。結局俺らは走っていくて行くしかないんじゃないかなと思います。
ー今回はインタビューありがとうございました!
ありがとうございました!
【筆者ひとこと】
大喜利、少女Aで出会った流人さん。当時から拓海ちゃんに対する愛情表現を十分に感じましたがこうしてインタビューをすることで紆余曲折のあった歴史を知る事でより鮮明に感じることが出来ました。少女Aで紹介されたレイザーラモンHGの音源が特に好きなのでこれからもアイドルとの関係の進展などを楽しみにしています!
【J@QのM@STER Question 企画概要】
『人間は自らの感情でも認識し得ない領域があり、それは話す事などのアウトプット作業で初めて気づくことが出来る』という筆者自身の経験に基づき、インタビューというアウトプットの機会を提供する事で様々なアイドルとプロデューサー(ユーザー)の関係を調査したい、という思いから生まれた企画となっております。どうぞ出演者の皆様の経験や関係に想いを馳せてくだされば幸いです。
【筆者紹介】
J@Q(じぇいきゅう)
応援しているアイドル⇒本田未央、松山久美子、矢口美羽
担当としてプロデュースしているアイドル⇒風野灯織、七草にちか
性癖全部詰め込みアイドル⇒中野有香
矢口美羽非公式応援Discord『美羽コード』管理人