アイドルマスターが好きなプロデューサーの皆さんにインタビューを行う【J@QのM@STER Question】、始まります。 当企画の概要は記事の最下部に掲載がございますのでそちらからご覧ください。
さて本日はその第十回。
MELT/溶け太郎(@MELT_prsk_w)さんです。
MELT/溶け太郎-めると/とけたろう-:現在触れているアイドルマスターシリーズはシャイニーカラーズ。担当アイドルは黛冬優子、七草にちか、樋口円香、周防桃子、特別な感情を持つアイドルは黛冬優子。
ー本日はよろしくお願いします。
は~い、宜しくお願いします。
ーそれではよろしくお願いします!7つ質問を用意しています。
①アイマスにハマったキッカケは何ですか?
中学二年生の時なんですけど、6年前に始めたのがデレステなんですよ。1周年の時に無料10連があって友達と一緒に引いたのが始まりでした。ただ滅茶苦茶その時からハマっていたわけではないので友達との付き合いくらいに思っていました。元々音ゲーが好きだったのでデレステは音ゲーとして楽しんでいてその後色んな音ゲーをやろうという事でミリシタもやるようになって。その時に引いた桜守歌織さんのSSRのコミュなどを見たんですよね、そこで「アイマスってこんな子が居るんだ!」という具合に興味を惹かれてアイマスにハマっていったという具合です。
―歌織さんのコミュを見た時にどんなことを感じたんでしょうか?
もともと高校生や中学生などのティーンアイドルが好きだったんですけど大人っぽいアイドル像を見て自分の世界が広がる感覚というか自分の中の価値観が変わったという具合に…僕が預かり知らないところでこんなに魅力的な子が居る世界があるんだと感じたのを覚えています。友達との付き合いだけだったのがアイマスの広く深い世界観に触れる内に浸かっていった感じです。
②今まで触れてきたコンテンツをお聞きしたいです。
アイマスのアニメは基本全部見ていますね。765の映画までカバーしているという具合です。その前はFateが好きでFGOをやったりっていう感じですね。
―じゃあアイマスに出会う前は滅茶苦茶ハマっていたものは無かった?
そうですね、あまりなかったかなぁ。友達がハマっているアニメなどのコンテンツを見ていたという感じだったので…。唯一ボカロはアイマスにハマる前からかなり好きだったかな。
③ボカロの好みだったり気に入っている点を聞きたいです。
④担当アイドルとの馴れ初めをお聞かせください。
黛冬優子さんか…。元々僕はシャニマスをサービス開始当始からやってて担当が居ない中なんとなくな感じでやっていたんですよ。転機としてはストレイライトが実装され彼女のコミュを見たら衝撃を受けたんですよね。ストーリーへの驚きから彼女の人間性に一目惚れしました。そこから一気に追いかけていこうという気持ちになりました。
好きなカード:【アンシーン・ダブルキャスト】黛冬優子
イラストとしてかなりかっこよくて大好きなんですよね。ふゆはアイドルとしては可愛い路線で通っているのでこのギャップはファンからすると悲鳴ものだと思います。こういう演出は僕もめちゃくちゃ好きです。
お面が翁と増女で分かれて“二面性”を表しているという所なんですが、冬優子は更にお面で自身の顔を隠しているんですよね。これは二面性というイメージが先行している人にはお面の方に注力してしまうけど、冬優子には二面性どころじゃない様々な顔を隠し持っているという風になっています。そんなどこまでも掴み所が無さそうな冬優子のアイドル像が垣間見れるこのカードは特にお気に入りのカードです。
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その次が樋口円香さんですね。冬優子と似ている流れでノクチルが追加されて触ってみた感じ面白そうだなという感じだったんですが、「ギンコ・ビローバ」のTRUEコミュからプロデューサーに対する円香の感情を考察していく内に彼女の抱えている思いを理解したいなと感じたんですよね。その子の気持ちだったりを考えて何とかしてあげたいって思うのはまさにアイドルの担当になるって事なんじゃないかなと思って…そしてお迎えしました。
好きなカード:【ピトス・エルピス】樋口円香
コミュ内での演出と合わせてかなり好きなカードです。
マイクの前に立って、歌う。そこにはアイドルのイメージにはそぐわない険しい表情があり、歌に対する姿勢に難儀する姿が見受けられるかもしれません。
見る人にとっては、彼女の歌にかける情熱や真摯に向き合う姿勢などが見て取れると思うのですが、コミュを見終えた後はこのカードイラストの印象が大きく変わります。そこもやはり、担当として傍に立つ者と傍から見るファンとの目線の違いのようなものを感じ取ることが出来て、かなり衝撃的なカードです。
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円香に似ているきっかけと言ったら七草にちかさんも同じような感じですかね。彼女の境遇を考えている時に担当にしたいと思いました。抱えている環境とかも好きなんですけどちょっと生意気な所も好きなんですよね。僕が好きになる子の傾向として自分に対してつんけんするような部分があるのが好きなんですよね。だから好みにマッチしました。
好きなカード:【♡まっクろはムウサぎ♡】七草にちか
WING編で見せた不穏なコミュを覆すような圧倒的煌びやかさ、僕はこれがにちかが最終的に到達する場所だと認識しています。
同時に、にちかをこの場所に連れて行ってやれるのはやはり担当である僕しか居ないよな…とも思わされる好きなカードです。
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次が周防桃子さんですね、これはミリシタをやっている時の担当のうちの一人です。他には百瀬莉緒さんとエミリーさん、そして先程⓵で話した桜守香織と豊川風花さん、北上麗花さんと馬場このみさんの『4Luxury』の四人を含めた六人が担当としていてその六人に加わるもう一人が彼女です。桃子に関してはここがどうなったから担当になった!という感じでは無くていつの間にかそこに居たという感じです。僕がさっき言った好みにマッチしたからいつの間にいたという感じなのかもしれませんね。
好きなカード:【おしゃまな女の子】周防桃子
11歳の女の子に立たせるステージの中では最高だと思うこのカードイラストがとても大好きで、元子役という背景を持ち、暗い過去なんかもあったりする彼女ですが、今立っているのはアイドルのステージなんだよという事を証明するかのように明るく楽しそうな笑顔で踊る桃子があまりにも眩しすぎて…めちゃくちゃ大好きなカードです。
―担当にする子の基準のようなものはありますか?
自分でこの子との世界を作りたいなと思った時ですかね。コミュを見た時に自分だったらこういう事を言いたいなとか感じたりこうしてあげたいと思った時に担当にしています。ある種の独占欲に近いかな。この中で言えばにちかなんかはシャニPと自分を分けて考える面も多くあったので…。
―アイドルはどういった世界になって欲しいですか?
僕の手でアイドルとしての幸せを掴めるようにしてあげたいし、その上でアイドルになったからにはトップアイドルになる事を目指して欲しいです。
⑤冬優子ちゃんに対する特別な感情があるとおっしゃいましたがそれはどんなものですか、その感情が湧くのはどのカードですか?
全員をトップにしたいとは居たんですけど冬優子はそれに当てはまらないというか…それ以上に僕が彼女を好きすぎて独り占めしたくなってしまうんですよね。自分が外に出している以上に冬優子のことが好きなので俺の手で幸せにしたいなと思う感情があります。
好きなカード:【starring F】黛冬優子
冬優子のお部屋と部屋着の様子が描かれているカード。異性の相手に家での様子や、自室の様子を平気で見せてくれるってかなり信頼を寄せてないとなかなか出来ないと思うんですよ。コミュの内容自体が冬優子自身の過去に触れたりするような内容なので、これから信頼を寄せる相手に自分の全てを委ねるんだという気兼ねを感じてしまって、そんな子と俺はこれからも真摯に向き合っていかなければならないなと思わされます。
―冬優子ちゃんの良いところって何だと思います?
そうですねぇ…彼女には「ふゆモード」ってあるじゃないですか?あれは誰かに媚びる為じゃなくて彼女自身の優しさを受け入れて欲しいが為に代わりの人格として作っているんですよ。だから元の優しさを自分を隠してまで伝えようとしているんですよね。そこが特に彼女の健気な所だと思うしか弱い所でもあると思うので…そこを守りたいなという気持ちが湧いてしまいます。
⑥緋田美琴さんについてよくコメントしていますが今のどういった感情を持っていますか?出来る範囲でお聞きしたいです。
最近(取材当時は八月)に担当にするのを表明したんですけど、SHHiSのコミュは美琴よりもにちかがフューチャーされてにちかの方を救いたいって声が大きいじゃないですか?だったら僕が導いて助けてあげようと思って担当にしました。彼女はアイドルに対してストイックすぎるところがあるんですけど、そうまでしても報われないのはおかしいじゃないですか?。あとにちかがアイドルとしてやっていくには美琴さんと二人で上手くやっていくのが勿論大事で美琴にとってもにちかは大事存在なんですよ、だから二人をユニットとして見守っていきたいなと思います。
好きなカード:【ROUNDRY】緋田美琴
ステージに立つ美琴はとてもかっこよくて、完璧なパフォーマンスをこなす凄いアイドルだという認識だったのが、オフではちょっとぽやぽやした感じで可愛らしい姿を見せてくれるのがかなり好きで、ちょっと危機感低そうな美琴のいじらしさを見れるのは担当冥利に尽きるなぁ…と感じさせられます。
⑦最後にアイドル達とのこれからの展望などについてお聞かせください。
僕に対しては担当アイドルには弱いところとか暗い過去とか出していない感情とかを全部見せて欲しいなと思ってて。そういう所をひっくるめて前に進まなきゃいけないと思っているのでそういう重い部分を受け止めていければなと思います。
ー今回はインタビューありがとうございました!
はい、ありがとうございました!
【筆者ひとこと】
ぼかますやその他投稿系企画でも強いメッセージを打ち出すことが多いように感じるMELTさん。その原点には確かな個人としての我とアイドルに対する目標が裏にあったのでした。インタビュー終わりに「まるでヒーローのようだ」と筆者はお話しましたが、これから何を守り、何を目指し、そしてどんな道を歩むのか。いずれにせよMELTさんと強い信頼のあるアイドル達なら乗り越えて行けるだろうと頷いたのでした。
【J@QのM@STER Question 企画概要】
『人間は自らの感情でも認識し得ない領域があり、それは話す事などのアウトプット作業で初めて気づくことが出来る』という筆者自身の経験に基づき、インタビューというアウトプットの機会を提供する事で様々なアイドルとプロデューサー(ユーザー)の関係を調査したい、という思いから生まれた企画となっております。どうぞ出演者の皆様の経験や関係に想いを馳せてくだされば幸いです。
【筆者紹介】
J@Q(じぇいきゅう)
応援しているアイドル⇒本田未央、松山久美子、矢口美羽
担当としてプロデュースしているアイドル⇒風野灯織、七草にちか
性癖全部詰め込みアイドル⇒中野有香
矢口美羽非公式応援Discord『美羽コード』管理人