J@Qの原稿用紙

アイドルマスターに関わる方やアイドルマスターに関する記事を書きます。

【J@QのM@STER Question】#30 ジョルジュ( @GiorgeGiovanna)さん

アイドルマスターが好きなプロデューサーの皆さんにインタビューを行う【J@QのM@STER Question】、始まります。 当企画の概要は記事の最下部に掲載がございますのでそちらからご覧ください。

 

さて本日はその第30回。

ジョルジュ( @GiorgeGiovanna)さんです。

ジョルジュ-じょるじゅ-

現在興味のあるアイドルマスターシリーズはシンデレラガールズ、シャイニーカラーズ。

担当アイドル→本田未央、田中摩美々
特別な感情を持つアイドル→二宮飛鳥、速水奏、水木聖來、服部瞳子、幽谷霧子、浅倉透、樋口円香
(勉強中のアイドル→井村雪菜、仙崎恵磨、永富蓮実)

趣味:映画

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ーそれでは本日はよろしくお願いします。

はい、宜しくお願いします。

 

ー今回は7つ質問を用意しています。

 

アイマスに出会ったきっかけをお聞きしたいです!

映画が好きでツタヤでDVDを借りるのが習慣だったんですが、「たまにはアニメも観よう」と思い「ア」段を探したら「アイドルマスター」を見つけたのが出会ったキッカケですね。

インターネット経由でアイドルマスターを知っていた事もあり、当時は丁度夏休みで暇だったので一気に観ていったらハマっちゃったのが好きになったキッカケです。
それからモバマスやグリマス、あとは「アイドルマスターワンフォーオール」とかをプレイして……そうして気付けば今に至る、と言った所でしょうか。

ofa.idolmaster.jp

 

―「あ」段に他のアニメがあったら変わっていた?

かもしれないですね、でも「元々知っていた」というのは好きになる過程で大きかったと思います。

 

―どんなコンテンツという認識でしたか?

知っていたと言っても「とかち」とか、それくらいしかイメージは無かったですね。

自分が全く興味のないものに触れたい気持ちがあったし、それまでは二次元美少女コンテンツには全く触れていなかったので、アイドルマスターは色んな意味で新鮮でした。

 

―二次元に関わらず三次元アイドルなども追わなかった?

そうですね、人に興味なかったから……(笑) 

うーん、アイドルって概念に思い入れがあったわけでも無いかな。昔から僕の事を知っている友達からしたら「アイドルマスターが好きなの!?」って言われるくらいですし。なんならアイマスが好きな事をカミングアウトしていない友達がいるくらいで。

 

―うわ!めっちゃ分かりますそれ!

分かります?隠すわけでも無いんだけど、話をするでも無いと思うみたいな。

 

アイマス以前に触れていたコンテンツはありますか? 

強いて言えば映画かな?少年漫画とかも読みましたけど、ひとつのジャンルとかコンテンツとかに絞って追うタイプではなかったです。映画にしても1作1作で一期一会って感じで。今みたいに一つの作品が生活に根付いていく、みたいな経験は一般的に考えてもかなり特殊だと思います。
ただ、ゲームをプレイする中でその世界で生きている人の生活を考えたりはしていましたね。例を挙げるとすれば、モンハンやりながら「この装備を考えてる奴らがこの世界に居るんだなぁ」とか考えたりですかね(笑) 

そういう子供だったので、"行間を楽しむ"という意味ではアイドルマスターに対する目線と当時の考え方が繋がっていると思います。

 

③映画を観て来た中で「映画が好きだ」と実感した瞬間はいつですか? 

最初に好きになった映画はやっぱり「スターウォーズ」でしたね。小さい頃は父の好きな映画を良く観せられていて、その中の一作にこの作品がありました。

ただ、これは「スターウォーズ」というジャンルというかシリーズが好き、という感じなので、映画にのめり込んだ経験としては……。

中学生の時に観た、スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」っていう映画ですかね。凄く偏屈な映画で「2001年の話してよ!」と友達に言われれば「何の話なんだろうね、アレ?」って言っちゃうし、「面白いの?」と言われたら「どうなんだろうね?」と言っちゃうくらいで。僕、小説版まで買って読んだのに(笑)

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ただ、これまで観て来た映像とは全く違う構図と、何が起きているのかは分からないけど「何なんだこれ!」という衝撃があった事が印象的だったんですよね。
その他、ターニングポイントになった映画はデイミアン・チャゼル監督の「セッション」や、MCUの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」などがあるんですけど、「2001年宇宙の旅」が一番僕に与えた影響が大きいかな、という感じです。この映画の影響で「これはどういう事なんだろう?」と描写などに対してストーリーを構造的に観るようになりました。興味があれば是非…、いや、是非とは言いたくないな。「つまんねーじゃねーかクソ!」と言われれば「そうだよね」と言っちゃいますし、つまんねーのよ。うん。


ー映画についてはよく分かったんですが、動画を作るようになったきっかけは何ですか?
これは明確にアイドルマスターですね、さっきの出会いと同様に元々ニコマス文化を知っていたので「それなら自分も作ってみるか」と思って作り始めた動画が気付いたら誰かを応援する動画になって、自己を表現する動画になって…といった流れがあります。ぼんやり作っていた動画が今みたいな形になったのは「本田未央を応援したい!」という気持ちと目標が出来たお陰だと思いますね。

 
④担当アイドルとの出会いと時系列、また好きなカードをお聞きしたいです。

まず本田未央の話をしましょうか。
アイマスに触れてちょっと経った後にデレアニが始まったんですよ。「これがシンデレラガールズかぁ」という感じで観ていたら、6話のラストから7話、あとは13話の展開で「あ!」となった瞬間があって。

大きい苦痛に対して耐え忍ぶという展開はベタでもあるんですけど僕は弱くて、しかも予想外のキャラクターがそのドラマを経験していたので「この子がこんな事言うんだ!?」とビックリしたんですよね。その後モバマスで「オンリーマイスター」というカードが来たんですよ。……この話どこまでします?

[オンリーマイスター]本田未央

 

―全部しましょうよ(笑)
そうしますか。

あのカードは第5回CG総選挙のタイミングで登場したのですが、エピソードとしては本田未央の「一つの決意」が中心なんですよ。

「誰かのために引いたり、誰かに頼ったりするの、やめようって。」「友達も仲間も大事だし、ユニットの活動も大切だけど……私は独りでも輝いているって、みんなに思って欲しい。」

という所の「独りでも」という所がこの時の本田未央にとっては重要な意味を持っていて。

シンデレラガールズ全体で見たら全然恵まれているんですけど、ニュージェネレーションズの3人の中では恵まれなかった子というか、箔が落ちる立ち位置に居る子で、それを自覚しているからこそ言っているセリフだと思うんですよ。

それが僕の中でアニメに続いて第二の「この子こんな事言うんだ!?」のタイミングでしたね。
モバマスデレステ、デレアニとそれぞれの物語の中で彼女と触れて、【ちょっと遠慮がちで、本音を「皆の為」に隠そうとする子】という認識が形成されていったんですが、でもこのカードの中で「"皆の為"じゃなくなりたい!」と言って決意をする事の構造が凄く綺麗だなと感じたんですよね。

だから本田未央を好きな人達は自分を含めて総選挙で頑張ったんだろうな、と思います。こういった理由でオンリーマイスターは思い入れが強いです。
他には過去の話をしても仕方ないので出来るだけ今に近い話を今からするんですが、2020年5月のスターウォーズの日(5月4日)に出た「パワーオブノヴァ」というカードが第九回シンデレラガールズ総選挙中に登場したんですよ。

時期で言えば第八回シンデレラガールである彼女が次のアイドル達ににバトンを渡すタイミングでもあるじゃないですか?

[パワー・オブ・ノヴァ]本田未央

そのタイミングで「自身が一番星になった後にどうしたいか」を言ってくれたんですよね。彼女がずっと持っていた"「こうなりたい!」という自分"と"弱気な自分"の両方を認められるようになったタイミングがこのカードです。

理想を掴んだ後でも「どっちも両立したい!」という本田未央らしい答えを言ってくれた事と、「理想も現実も両方が自分だし、そんな私を支えてくれた皆も自分で、その全てがあったからこそ私は強くなれたんだよ」と言ってくれたのが凄く嬉しかったんですよね。
本田未央の物語性はかなり特殊で、CG総選挙というリアルと大きく関わるイベントや「界隈」というシンデレラガールを取り巻く世論に影響を受けつつ、人々が支えたっていう確固たる事実も彼女のストーリーの中に内包していて。

その構造に他には無い唯一の物語性と美しさを感じ、もっと彼女の物語を観たいなと思いました。

僕は本田未央が辿ってきたお話と、そこに自分が居たという実感を楽しんでいる節もあって、これこそまさにアイドルマスターだな!とも思うんですよね。だからアイドルマスターの魅力を誰かに伝える時にはこの話をメインにするんじゃないかなと思います。

ここまでにしましょうか、これ以上話そうとするといくらでも話せるから……。次のSSRは宇宙に関係ないと良いな(笑)

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次は田中摩美々の話ですかね。
シャイニーカラーズを始めた同時に彼女と出会ったんですよ。なぜ彼女が気になったかと言うとサービス開始前に摩美々がツイッターを乗っ取る企画があって、面白い子が居るなと印象に残りました。そこでプロデュースを始めたらシナリオが滅茶苦茶良かったんですよ。「あ~~~!!!あ~~~~!!!!!」とリアクションするくらいには……。

だから好きになったのはW.I.N.G.のシナリオがきっかけです。彼女は寂しい子でもあって、そこには自分の生い立ち含めて共感出来る点があるんですよ。だからこそ対外的に外に出ようとしている彼女の姿はカッコ良いなと思って。憧れて髪を紫に染めたりしましたし。
そういった意味では他のアイドルとは僕が向ける目線の角度が少し違っている気がします。憧れという感情もありますし、"アイドル"として見れているのはこの子なんじゃないかなと思います。

[FANCY 24g]田中摩美々


カードで言えば【FANCY 24g】が好きです。絵柄が好き、いや、衣装も好きです。プロデュースカードの衣装がカラフルでカッコいいなぁと思います。

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二宮飛鳥は最近イベントがあったんですが2900位でパーチケで引けなくて……かなしい。ここは書かなくていい。
で、彼女の話となるとモバマスを始めたタイミングでアイドルを色々見て一番引っかかったのが飛鳥だったんですよね。だからどのカードのビジュアルが好き、というよりはキャラが好きかな。

自分もある種の痛さを実感している所はあるので。僕も中学生の時にミスドでブラックコーヒーとか意味もなく飲んでましたから(笑) 当時は全然美味しくなかったな~。
そういう痛さを自覚した上で特色として強みにしようとしている彼女と、その特色が実際に強みになっている世界全体が好きな節があって……。

例えば、オーストラリアとハワイのアイプロがあったんですけど、普段は金属製品に囲まれている女の子が突然大自然に囲まれて、イルカやコアラを見て思いにふけるシナリオだったんですよ。そういう機会を彼女に作ってあげるプロデューサーも好きです。
僕が抱えている子供っぽさの源流が彼女にはある気がするんですよ、カッコつけて何かをしたいという気持ちが……例えばカッコつけて訳の分からない映画を観たい、という感じで(笑) 

飛鳥はそのカッコつけがブチ抜けて実際にカッコ良くなってるじゃないですか?だから飛鳥の事を尊敬しています。

[パレス・オブ・ファンタジア]二宮飛鳥

 

好きなカードで言えば[パレス・オブ・ファンタジア]ですね。絵柄が好き。

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速水奏は飛鳥に共通する部分があって、虚勢というかカッコつけているというか、そういう姿勢を取りたいお年頃の女の子の筆頭だと思っているんですよ。

あの子と話していると映画の引用をしょっちゅうするし、僕と通じ合うまではいかないけど気になってしまうな子の一人です。

[ハッピーバレンタイン]速水奏

カードで言えば[ハッピーバレンタイン]が好きです、可愛いので。

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水木聖來さんは顔が好きです。はい、顔が好きです。これ以上に言う事無いからな…だから、全部のカードが好きです、集めたい。

[ライズバイビギン]水木聖來

好きなカードは[ライズバイビギン]特訓前です。好きです(大敗北)

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服部瞳子さんはデレステのメモリアルコミュ1が好きで、本田未央の6話7話に共通するポイントがあるんですけど、再起を誓うという場面がエモーショナルに響くところが自分の中にあって。その誓いの瞬間があのコミュは滅茶苦茶おしゃれじゃないですか?昔はアイドルをやっていたけど今は喫茶店の店員をやっている瞳子さん、そんな彼女を見たプロデューサーは声に魅せられてその喫茶店にアイドルへの誘いを断られ続けても通い続けるんですよ。その場所が喫茶店というシチュエーションで、人知れず傷ついている人がそこにいて、それに気付かずとも救える人もそこに居て、綺麗でもありグロテスクな物語のバランス感覚が好きなんですよね。是非とも皆に観て欲しいコミュです。

[新たな一面]服部瞳子

好きなカードは[新たな一面]特訓後です。カッコいいので、、、、、

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幽谷霧子は何で好きになったとかじゃなくて、気付いたら、みたいな……。

この前友人の目の前でシャニマスをやってたんですよ、そしたら友人がシャニアイドルのメンツを見て「この子だけ毛色が違くない?」と言われた事もあって。
僕は自分の世界観を持っている子が好きなんですよ。
彼女が持っている優しい世界には厳しい現実や悪意のあるものが襲って来る事もあったはずなんですけど(これは妄想ですが)、それでも彼女は謙虚で我が強くて賢いから自分の世界を今まで守れたんだろうな……、という経緯に想いを馳せると涙が出て来てしまいます。
そんな彼女を見ていると「自分にとっての幸せって何だろう」とまで考えたり「この子みたいに生きられたらな」と思ったりする事もありますね。

[菜・菜・輪・舞]幽谷霧子

 

カードでいうと「菜・菜・輪・舞」が好きです。言いたい事がありすぎて困っちゃうけど、霧子が小さい頃、日曜日にピザトーストを食べていた、というエピソードがあったんですよ。「日曜日にピザトーストって幸せじゃん!!!」って思いません?そういう素敵な思い出が霧子の口から出てくるのも嬉しかったです。

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次は樋口円香ですね。

彼女もW.I.N.G.から好きになりました。あの子が見ている世界への嫌悪感と言うか恐怖は僕に近いものがあって、「嫌だな」という感情が僕もあそこまでではないんですけど態度に出ちゃう人間でもあるんですよ。

でもあの子はある種ユーモラスに表現できるというか。W.I.N.G.は彼女の抱えていた緊張とか嫌悪感が少しずつほぐれていくシナリオではあるんですけど、その変化の塩梅が好きになりました。

幼馴染への感情の深さも相まって、あの子が持っている人間味がとても好きになりました。

僕はさっき共感している部分があるといいましたが、「この共感も彼女は嫌いなんだろうな」と思ってしまうくらいに、彼女の感情を一方的に考えるよりも深い思考になる瞬間があって。僕は他のキャラクターと向き合う時とは少し違う姿勢を取っていますね。

[閑話]樋口円香

好きなカードは[閑話]です。プロデューサーと睨み合うあの子も好きだけど、、、というお話。

これはジョルジュ的閑話なので関係ないけど『理解』してほしいヤツ

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で、浅倉透は円香の物語に於いてとても重要な子で。

だからあの二人が好きであり、ノクチル全体が好き、という感じですかね。

あの四人には言わないでも分かっているような信頼がありつつ、今まで自分の中に飲み込んだ事や忘れてきた事もあったんじゃないかな、と考えたり。

浅倉透の趣味:映画もお気に入りですね。最近僕の好きな映画である「ファイトクラブ」を彼女が見てたらしくて……怖くなってコミュを見てません。仲の良いフォロワーさんに「『ファイトクラブ』の話してるよ!」と言われる度に「分かってるよ!!!」と言ってしまったり(笑) いつか見ます。

[かっ飛ばし党の逆襲]浅倉透

好きなカードは[かっとばし党の逆襲]です。テキストとカードタイトルが好きです。

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勉強中のアイドルでいうと長富蓮実さんはちょっと前から好きでした。僕も少し懐古趣味な所があるので、あの子がやろうとしている事にシンパシーとまではいかないけど「こういう子が居るんだ!」という喜びが確かにあったのでちゃんと知りたいなと思っています。

[コール・ミー・メイビー]長富蓮実

 

好きなカードは[コール・ミー・メイビー]です。イラストが天才すぎる。

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井村雪菜はSSRのカードの「私に恋をする私」というタイトルが好きすぎて。だって「私に恋をする私」なんて、そんな……!
メイクとファッションという概念自体が好きで、僕がやっているわけじゃないので詳しく言えるわけじゃないんですけど、「着飾ると人間は変われる」という事実をアイドルが言ってくれる事に素晴らしさを感じます。彼女の一番最初のカードなんか、特訓前の雰囲気から一気に変わるじゃないですか?その変わりようがとても好きです。

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仙崎恵磨は顔が好きです。はい、はい。

[ファッションジャンキー]仙崎恵磨

好きです(敗北)

⑤アイドルの動画を作る時に意識している点・表現したい!という点は何ですか? 

意識というのは特に無くて自分が気持ちいいように、という感じですが……。僕の二次創作は答え合わせというか、好きなシーンやセリフに蛍光ペンを引く作業を動画に落とし込んでいるという意識があるんですよ。もちろん承認欲求もあるけど「ここを見て欲しい!」という気持ちがあるのでそうして伝えたいポイントが広まると嬉しいなと思いますね。 

 

⑥もし過去の自分に会えたとしたら、もしアイドルと同じ世界に生きているとしたらそれぞれ何をしたいですか? 

過去の自分に会いたくないのは大前提として。
「タイムトラベルをした時にタイムパラドックスが起きるのか起きないのか」という問いに対して僕は起こらない、つまり未来は変わらないと思ってるんですよ。

アベンジャーズ:エンドゲーム」のタイムトラベルがまさに理想なんですけど、「自分の祖父を殺しても人生に影響はない」みたいな感じだと良いな。

その上で自分に何が言いたいかと言ったら、「ヤケだけは起こしちゃダメだよ」と言うかな。相手は未来の自分を見て「あぁなるのか…」と思うかもしれないし(笑)
で、アイドルと同じ世界か。何だろう。

それこそ本田未央ってそういう事を考えられる子だと思うんですよ。夢女子界隈もありますし、”ファン”と”プロデューサー”と何故か”同級生”という立ち位置も用意されている特異な子なので。でも、僕はプロデューサーとしてあの子の存在を裏方として支えられる存在でありたいです。


―それは同級生として同じ世界に存在していてもそうですか?
同じ世界に居た同世代で居たとしたら僕はあの子と仲良くならないです、ならないしなれない(笑)
15歳のジョルジュ少年は大ひねくれで学校にDVDプレイヤー持ち込んでましたからね。ポケモンの厳選とかやってたし、それこそ飲めないコーヒーも飲んでたし……。

 

⑦最後にこれからのアイドルとの関係の展望等はありますか?

そうですね、未央がCGになる前よりは落ち着いています。それは全然悪い事じゃなくて、好きな子の好きなカードが出れば見に行くし、イベントも走ると思うし、カードが欲しいなと思うだろうし、それくらいの距離感で彼女達が最早生活に根付いているので、これからも良き友人として一緒に居られればいいなと思います。僕は恋とかそういった類が得意ではないので、友愛くらいの関係でもっともっと大きな事をして行けたら良いなと思います。アイドルマスター楽しいな……。

 

ー今回はインタビューありがとうございました!

ありがとうございました。

 

【筆者ひとこと】

独特な世界観と動画・音声演出が有名なジョルジュさん、沢山のアイドルの世界を観測して作品に落とし込んでいく過程が聞けた事とアイドルに対する思いが聞けて大変楽しいインタビューでした。最後に筆者が好きな動画を。

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【J@QのM@STER Question 企画概要】

 『人間は自らの感情でも認識し得ない領域があり、それは話す事などのアウトプット作業で初めて気づくことが出来る』という筆者自身の経験に基づき、インタビューというアウトプットの機会を提供する事で様々なアイドルとプロデューサー(ユーザー)の関係を調査したい、という思いから生まれた企画となっております。どうぞ出演者の皆様の経験や関係に想いを馳せてくだされば幸いです。

 

【筆者紹介】

J@Q(じぇいきゅう)


担当としてプロデュースしているアイドル⇒風野灯織、七草にちか、北条加蓮本田未央、松山久美子、矢口美羽
性癖全部詰め込みアイドル⇒中野有香

矢口美羽非公式応援Discord『美羽コード』管理人

Twinkle☆☆★StarS星空部署(本田未央嫁プロダクション)三代目代