どうもJ@Qです!
今日はNONA REEVES17枚目の最新アルバム「Discography」の発売を記念して
「NONA REEVESを始めたい!」という方にお勧めの5曲を用意しました!
プレイリストとしてまとめてあるので是非お聞きください!
まず一曲目はアルバム「未来」より「未来」です。
この曲は2019年に出された曲で、つまり平成が令和に変わった年ですね。
NONA REEVESは結成から20年をとうに超え既におじさんに。
凸凹とした時代を生き延びてきた彼らの芯の強いメッセージが送られてきます。
生きているNONA REEVESの今のスタイルはまさにこれ。
要約すると「音楽に生きて来た3人から今を生きる僕らへ」という感じでしょうか。
鬱屈としているように見える未来に音楽でそっと背中を推してくれるユニットが今のNONAだと私は思います。
この曲と同じ文脈で聞くとさらに染みてくるのがアルバム「GO」より「1989」。冷戦が終わった当時の世の中と共に生きた彼らの想いは今にも響いてきます(ライブ盤と通常盤があるんですが僕はライブ盤が好きなのでこちらに貼っておきます。)
次に二曲目はアルバム「3×3」より「透明ガール」です。
この曲はNONAの中期に当たる曲であり一人の女の子に向けた感情が込められています。初期~中期の彼らのテーマは「純粋で純朴な少年の恋」ではないかと僕は思います。どこか不器用で振り回されがちな少年が恋をする過程を曲に丁寧に描いています。「透明ガール」はまさにそのもの。相手の女性に触れられないもどかしさもありつつ告白のタイミングをずっと探っているような甘酸っぱさが夏の爽やかな風と共に流れていきます。初恋の相手など思う出す人も多いハズ。
この曲が気に入った方におすすめするのはアルバム「FOREVER FOREVER」より「君はザナドゥ」。テーマは失恋をしているちょっとだけ情けない男、それでも彼女の事を忘れられないようなちょっとだけ呑気でもあり憎めないような姿が浮かんできます。是非是非。
三曲目は「BLACKBERRY JAM」より「Survive Your Life」です。
この曲は時代区分で言えば中期に当たる曲。
日々溜まっていく様々なストレスや鬱憤をぶつけた曲ではないでしょうか。
「うだつが上がらない毎日にこそ音楽で自分を主人公に」という気概を私は感じます。
ミドルエイジの3~40代に響きそうなテーマですが当時十代後半駆け出しの僕にも流れたNONA流の生き様は世界をダンスフロアにしてしまうようなしぶとさと大胆さを感じます。
NONA流はアルバム「Daydream Park」の「Emotional」にも表れています。大人の立場でいつまでも純朴な少年の心を併せ持った生き方には憧れてしまいますね。曲中盤のクラップにも注目!
四曲目は最新アルバム「Discography」より「Disco Amigo」です。
この曲は2019~2021の最悪の時代、いわゆるコロナ禍に作られた曲。皆様もわかっている通り生活は大きく変わり音楽シーンも大きく変容しました。当のNONAもライブ中止などの大きな被害を受けました。そんなNONAの新曲というか「答え」がここにあります。「困難な時代にも、辛い時代にも、俺達は踊らなければ始まらない」という力強さはまさに僕の信じた、僕が背中を追って来たNONA REEVESでした。酸いも甘いも嚙み分けるどころかダンスフロアに落とし込んでしまう、だから好きなんです。
この素晴らしさを味わうにはきっとこれが合うはず、シングルより「ラヴ・アライヴ」です。世界が終わる悲しい日でも踊ってしまえばきっと楽しい日に。
最後に五曲目、「3×3」より「NNRブレイクダウン~サニーに捧ぐ~」です。
「僕達が選び取ってきた選択、泣いた笑った日々はきっと間違っていない」
今までの四曲の気持ちが込められた原点と言ってもいい、まさに「This is NONA REEVES!」という楽曲。きっと先の見えない未来にもあの日の音楽は輝いているはずです。
終わりに愛の溢れる曲を貼ります。シングルより「I LOVE YOUR SOUL」です。十年後でも二十年後でも僕達の心にNONA REEVESがあればいいですね。
という事で拙い文章でしたが僕の厳選した初心者向けNONA REEVESをお送りしました。五曲違うテーマに分けたつもりなので興味がある曲を見つけたらその曲が入っているアルバムを見て行けば時代背景、流行にあった曲がきっと見つかります。300曲以上の彼らの歴史からお気に入りを見つけてくだされば幸いです。
今回のセトリはこちらにプレイリストとして公開中!
最後にNONA REEVESについて四時間以上格闘した「【アイマスP達の】WEEE LIKE NONA REEVES!!!!!」は絶賛公開中です!
それではまたの機会に!