J@Qの原稿用紙

アイドルマスターに関わる方やアイドルマスターに関する記事を書きます。

【J@QのM@STER Question】#3 ととと(@to_tototon)さん

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アイドルマスターが好きなプロデューサーの皆さんにインタビューを行う【J@QのM@STER Question】、始まります。 当企画の概要は記事の最下部に掲載がございますのでそちらからご覧ください。

 

さて本日はその第三回。

ととと(@to_tototon)さんです。

 ととと-ととと-:現在触れているアイドルマスターシリーズはシンデレラガールズ。担当アイドルは佐藤心、高峯のあ、東郷あい、及川雫。趣味はオーディオ機器収集、音楽鑑賞、アスタリスクTCG 開発(一部イラスト担当)など、「ぼかます*1 等生放送企画に投稿にて継続参加中。

booth.pm

とととさんがイラストを手掛けた「構築済みデッキ【白翼の救世主】アスタリスクTCG」は好評発売中!

 

ー本日はよろしくお願いします。

宜しくお願いします。

 

ー私とは初めてこうして一対一で喋りますね、勝手ながらTwitterなどでよく拝見しております。

そうですね、今回は緊張していますが頑張ります。

 

 ーそれでは本日はよろしくお願いいたします。7つほど質問を用意しています。

 

 ①アイマスに出会った時期はいつですか?キッカケは覚えていますか?

時期ですか。出会った時期はよく覚えていないんですけど、ハーメルンというサイトでSSを漁るのが趣味でして、そこでデレマスのSSを一つ読んで興味を持ち、そこから色々見ていったという感じです。

syosetu.org

内容としては神様転生系*2

で主人公が好き勝手やるような作品でした。そこから何年かはSSでたまに読む程度だったんですけど、短大二年生の時にインターンがありまして、同級生と一緒に居られなくなってしまうのでその時間を潰す為にデレステをインストールしました。佐藤心さんについてのSSを見ていて興味を持ったのが理由ですね。佐藤が片思いの相手に似ていたのを覚えています。そこからはどちらかと言えばゲームというより楽曲にハマっていきました。友達にPが居たので音源を貰ってそこからハマっていって。ちょうどその時はスマホを音質の良いXperiaに買い替えた時期だったのでイヤホンなども新調してオーディオ機器にハマると同時にアイマスにハマっていきました。デレステ自体へは課金したりしなかったりで波こそはあるんですが、アイマス曲への関心はずっと変わりません。

 

 ーその友達はずっと触れている方なんですか?

少なくとも自分より3年は長く触れているPでしたね。

 

ーその前に触れていたコンテンツなどはおありですか?

アニメはガンダム京アニ作品一辺倒ですね。一つの作品を何回も周回したりしてずっと見る感じです。だから見ている作品については沢山語れるけどジャンプ作品とかはほとんど知らないんですよね。あとあるとしたらボカロを聞いていましたがそれもピノキオピーさんに没頭する形でした。

pinocchiop.com

 

 ②オーディオ機器の造詣が深いようですが興味を持った理由などはおありですか?

元々吹奏楽部に入っていて、それで音はイコライザを弄る程度にこだわっていました。アイマスのCDは元々音が良いものが多いので、そこでスマホを買い替えた時にCDの音源をもっといい音質で聞きたくなってお金出してイヤホンを買ってみたところ歯止めが聞かなくなってきて…。でも最近はイヤホンは安くても個性あるものを探してみたりしています。どっちにしろお金は飛んでしまうんですが(笑)

 

 基本的に有線イヤホンを利用しているんですか?

DACアンプ(((「デジタル」「アナログ」「コンバーター」の略)パソコンやスマホなどの機器で取り扱うデジタルデータを音楽などのアナログデータに変換するDACと音声を調整するアンプが一体となった機器。各種機器にはもともと内蔵されているが外付けであればより音質が改善される。))というスマホに接続してイヤホンを中継させると音質が良くなる商品がありましてそれをよく使っています。なのでそれを使う関係で基本的に有線ですね。

 

―デレマスで一番好きな曲は決まっていたりしますか?

いつも聞いてるのは「薄荷」ですかね、ハイレゾ版をずっと聞いています。担当の歌っている曲だと「Snow*Love」だったり、「躍るFLAGSHIP」だったり…そのあたりをよく聞いています。

 

  自分の好きな曲の傾向とかってあります?

その曲に合うイヤホンがあるかどうかですかね。最近はEDM系に傾倒していますが曲の中の抑揚がしっかりある曲が好きでバラードなんかはハイレゾ版があれば狙って買っています。やはりコロンビアから出ているアイマス音源は音の作り方がすごい好きなのでそこで気に入っている部分はあると思います。そのせいで沼に落ちてしまいました(インタビュー当日にも二本のイヤホンを発注済みとの事)。

 

③イラストも描かれるようで拝見したのですがかなりかっこいいデザインが多くて、そういった傾向などは自分の中でどう捉えていますか?

イラストを描く時は自分でどうやって描いているか分からないんですよ、適当に手を動かしていったら…って感じです。何も考えずに適当って訳じゃないんですけどアタリも無しに書いていますし、モンスターだったりロボットは比率がおかしくてもこれで正しいんだ!って言ってしまえるのでいくらでも描けます。

 

―アイドルはかなり精巧に描いてしらっしゃるようですが?

人物は苦手なのでは3DCGのトレスが中心になります、フリーハンドで描いて上手くいってしまうこともたまにあるのですが(苦笑)

 

―描きたいという気持ちが先行して書く感じ?

そうですね、それで興が乗ればそこでバーっと描いていく感じです。

 

―そもそもイラストを描き始めたきっかけは?

小学校の授業中とかはずっと落書きをするタイプだったのでそのままの流れだと思います。

 

ガンダムなどのロボットもののどういったカッコ良さに惹かれますか?

言ってしまえば何でも好きになってしまう所はあります。敢えて言うなら細目でスタイリッシュな感じが好きかもです。エヴァンゲリオンほどではなく色々積んでそうな見た目をした機体が好きですね。ガンダムはまさにそうなので好きになっています。それはそれとして量産機のようなシンプルな機体も好きなので自分でも難しいです。

 

④担当アイドルについて、四人とはどんな出会いでしょうか?

佐藤は片思いしていた人に似ていたのでスカチケでお迎えしてしまいました。その相手に佐藤の話をしたらイラストを描いて送ってきてくれて、そこからLINEをするようになって付き合うことが出来ました。その後佐藤のシンデレラマスターが発売されて、その中の「もっと目指せシンデレラナンバーワン」になりきりシンデレラのコーナーがありまして。佐藤が先輩に告白できない白菊ほたるちゃんの背中を彼女が押すっていうドラマがあってそこに自分の経験とのシンパシーを感じました。

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『私が佐藤に緑を合わせようとする原因』と語ったとととさん一押しの1枚、「佐藤の《スウィーティー・ニューイヤー》は、マイスタジオで聞ける『はぁとを込めて、あ・け・お・め☆』と『三ヶ日は、ちゃんと休めよ♪』が無茶苦茶好きです。 特に『ちゃんと休めよ♪』はその正月の三ヶ日をきちんと休めなかったので、裏切ってる罪悪感もありつつ癒されてました。」との事で二人の付かず離れずの距離感が伺える。

 

あとの三人はガチャを引いて最初に出てきた三人です。引いた時にかっこいいな~と思いそこからの縁が続いています。

のあさんは喋り出したら喋れるんですが普段はコミュニケーションで齟齬が生まれる部分がちょっとだけあって、自分に似ているなって思える部分があるんです。でもその特徴でさえも昇華して魅力にしちゃうところがのあさんの凄いところだと思います。

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のあさんの《ライジンサウンド》は、「初めてモバマスのイベランをして手に入れたカード」との事。「笑顔の少なかったのあさんが、はっきりと笑顔を浮かべてステージに立って歌う、というそれまでの総括的なカードが自分の初めてのイベランだったのが、なかなかにエモくて無茶苦茶に思い入れがあります。」と話す。

雫ちゃんとあいさんは最初に引いた子=身内みたいな感じになっているんですよね。アイドルや一人の人間としての解像度が高い訳じゃないんですけど絶対に事務所には居るしアイマス世界で私がプロデュースをしていたらそこには絶対居てくれる、という感じです。

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東郷あいさん…ではなく龍崎薫ちゃんの《にこにこキッチン》を挙げたとととさん、「この聖母スマイルにやられて恒常ガチャなのに天井してしまった」という辺り『うっかり身内認定してしまった』『大真面目に推し事してるわけではないけど側にいるアイドル』という解釈以上の想いを感じてしまう。

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及川雫ちゃんの《はつらつハーヴェスト》を挙げたとととさん、「自分(リアル酪農関係者)との繋がりを1番感じられるイラストなので、これが1番好きです。」との事。

 

ダイマ画像だったりをのあさん中心に作られているようですが、彼女との関係はかなり深いのでしょうか?

やはり自分を重ねて見てしまったというのをありますし、繋がったフォロワーがのあさん中心に広がったのでそこからの縁が多いように感じます。やっぱりのあさんに声がつけたくて…。それで動いています。

同じくボイスが未実装なあいさんにも気持ちはあるんですが、身内みたいな感情なのでまだそこまで解像度は高くなくまだまだ作るには至っていない、という感じです。身内として近すぎるという部分もあるのかもしれませんね(笑)

 

―のあさんの一番伝えたい点って何ですが?

周知されている事ではあると思うんですがあのシュッとしたクールな顔でメッチャ面白いよ、って事ですかね(笑) あと単純に顔の綺麗さで衝撃を与えたいっていうのがあります。ダイマ画像はのあさんの顔が中心に来るように作っていて、そういったギミックを意識して取り込むのも好きです。ただTwitterの画像表示方法が変わってしまったのでそこから作れていません(笑)

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一番出来が良いというダイマ画像を頂いた、色、レイアウトが意識され洗練されている。

 

―分かります!さっさと変えられると大変なんですよね(笑)

ですよね、フリートなんかも無くすのは勿体無いと思ってしまいました。

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上記の画像をツイートすると当時はこのようにレイアウトされていたのだが…難しいものである。

 

佐藤心さんの事を常に「佐藤」と呼んでいるようですがこれには明確な理由などはおありですか?

佐藤には今の彼女とくっつけて貰った義理を少しばかり感じまして、そこで佐藤との一線を引く理由で「佐藤」という呼び方になっています。あとは単純に呼びやすいです(笑)

 

―今でも佐藤心さんに対する感情は変わらないんでしょうか?

前までの彼女に重ねていた感情は無くなりまして、今では近所の姉ちゃんくらいの距離感での感情でいます。まだまだお互い気にかけている関係、ですかね。

 

―人間関係では義理、縁はかなり意識します?

どうなんでしょうかね(笑) 約束は反故にしちゃいがちなんですが守れるところはきちんと守りたい!という思いがあります。

 

最後になりますが各アイドルへ最終的にどんな未来像を描いていますか?

Pとしてどうこうではなく、現実の方の僕の良き隣人として関わっていきたいなと思っています。その距離感の付き合い方を意識しているのでこの関係が維持できればいいなと思っています。今の関係が幸せなので維持できればいいなと思います。

 

ー今回はインタビューありがとうございました!

はい、これからもよろしくお願いします! 

 

【筆者ひとこと】

現実世界の人間関係とゲーム内での人間関係。どちらもその人となりが出やすい所ですが関係が変化してもとととさんのように関わり合える良さを非常に見習いたいなと思ったインタビューでした。最近無線イヤホンを無くしてしまったのでお勧めを参考に探しております…。

 

【J@QのM@STER Question 企画概要】

 『人間は自らの感情でも認識し得ない領域があり、それは話す事などのアウトプット作業で初めて気づくことが出来る』という筆者自身の経験に基づき、インタビューというアウトプットの機会を提供する事で様々なアイドルとプロデューサー(ユーザー)の関係を調査したい、という思いから生まれた企画となっております。どうぞ出演者の皆様の経験や関係に想いを馳せてくだされば幸いです。

 

【筆者紹介】

J@Q(じぇいきゅう)

応援しているアイドル⇒本田未央、松山久美子、矢口美羽
担当としてプロデュースしているアイドル⇒風野灯織、七草にちか
性癖全部詰め込みアイドル⇒中野有香

矢口美羽非公式応援Discord『美羽コード』管理人

Twinkle☆☆★StarS星空部署(本田未央嫁プロダクション)三代目代

*1:ボーカロイド曲がメインとなりアイドルのイメージソングを選び送るユーザーによる生放送番組

*2:転生ものの小説ジャンルの一つ。死んだ主人公が神様の手によって異世界に転生される話であり比較的簡単に最強主人公を作れる利点がある。